貴州のトン族集落を訪ねて(高仟村)

雨の多い貴州にはどこか燻んだ色合いの家々がよく似合う。 黑褐色的舊木屋綿延堆疊 呈現出壯觀又平靜的景色

東大生から始まる小さな試みについて

金沢の友人O君が東京にやってきたので、久しぶりにみんなで集まって飲もうという話になった。「みんな」と言うのはO君父が市から使用許可を得ている白山麓の山小屋に(スキー場の営業停止と共に使い手がいなくなったレストハウス跡を遊び場として有効利用…

秋田のハタハタを食する

通訳案内士試験の試験会場をなぜか関西にしてしまったので、試験を受け終わったその日に奈良の実家に帰った。すると折よく秋田の親戚の家からハタハタが大量に家に届いていたので、狂喜して食べることにした。 だいたいうちの家族は母親を除いてあまり魚を好…

通訳案内士試験(英語)のための効率的な英語勉強法

11月末にふと予定表を見ると12月4日に通訳案内士(英語)の二次試験の予定が入っていることに気づいた。昨年は12月中旬にあった記憶があったので、もう少し先だろうと油断していたらあっという間にやってきた。 最近英語に触れる機会が学業・趣味を通じて全…

Lake Haweaの休日(Holidays in Lake Hawea)

ニュージーランド南島、サザンアルプスの東側山麓には氷河湖が列に並ぶように連なっている。テカポ湖、ワカティブ湖、ワナカ湖、プカキ湖などは観光地として有名であり、特に僕が滞在した春節の時期は中国人観光客が多かった。ところがハウェア湖は、有名な…

北朝鮮における登山について

かつて大日本帝国がその版図をアジア各地に拡張していた時代があった。日清・日露戦争に勝利して台湾・南樺太を領有し、朝鮮を併合し、満州にも手を伸ばした。当時、これらの「外地」で山林の調査・踏査を行った学者達は、現地の人文地理、自然地理に関する…

紅葉最盛期の谷川馬蹄形縦走

上越国境の山々は、これまで朝日岳~巻機山、丹後山~利根川源流の山々、仙ノ倉山方面など数多くの場所を歩いてきた。その中で有名でありながら空白地帯になっていたのが白毛門から谷川岳までの馬蹄形縦走だった。ちょうど紅葉最盛期という情報もあったので…

台南食い倒れの旅(府城美食之旅)

台南は台湾で最も歴史の古い街であり、赤崁樓や安平古堡をはじめ古跡には事欠かない。われ先にとバイクをぶっ飛ばす台北とは違ってどこかゆったりとした時間が流れているし、街で多く聞こえてくるのは国語(北京語)ではなくて台湾語。台湾の中で最も「台湾…

2013インド周遊の旅(A long trip around India)

2013年の春休み、1ヶ月かけてインドの東半分を周遊した記録。10代最後の自由を謳歌していた当時の僕が書いた旅行記に加筆したものである。 中国西南部編はこちら

マウントアスパイアリング国立公園(Lochnagar loop)

ニュージーランド最後の山行。今考えれば、もう少し趣が異なり植物相も豊かなWest Coast側の山を歩けば良かったのかもしれないと思うがそれは仕方がない。今回はRaspberry CreekからCascade Saddleのクラシックルートを歩いた後、Rees SaddleからSnowy creek…

花と温泉の八ヶ岳(天狗岳~赤岳縦走)

日本にやってきた彼女を連れ、富士山ガイドの仕事の合間に八ヶ岳まで行ってきた。 八ヶ岳は個人的に好きな山域だ。広い山域ではないが、北八ヶ岳の美林と湖沼、南八ヶ岳の岩峰と高山植物、山麓に点在する温泉には日本の山の魅力が詰まっている。 今回は1日目…

富士山ガイドの日々(Mt.Fuji)

復学後、今年一年の目標を ①ガイドや通訳案内士として一人前に近づくこと ②傑出した卒業論文を書くこと に定めた。 就職は決まったから本来遊んでいても良いのだけれど、やっぱり社会に出る前に色々なスキルを身に着け、人生の選択肢を沢山残しておきたいと…

マウントクック国立公園(Ball Pass)

Aoraki/Mt.cook village周辺には二つの大きな谷がある。Hooker valleyとTasman valleyである。今回はHooker valleyから入山し、2つの谷の中間尾根上の峠Ball Pass(2121m)を越えてTasman valleyに下山するというルートで歩いた。Tasman側からはHooker側から見…

フィヨルドランド国立公園(Serpentine Range)

ルートバーントラックを起点・終点に、フィヨルドランドの山深くに入って探検した記録。 An attempt to tramp further into the mountains in Serpentine Range, Firodland National Park.

台湾で最も美しい稜線(聖稜線)

聖稜線とは雪山(3886m)から大覇尖山(3492m)まで続く稜線を指す。雪山は山頂部に大きな圏谷地形を持つ台湾第二の高峰であり、大覇尖山は「世紀の奇峰」と呼ばれる四面全てが絶壁で構成された尖峰で500台湾ドル紙幣の図案にもなっている(ちなみに1000台湾…

海外の山に登るための考え方とアドバイス

扉~海外の山への招待状~ Fiordland National ParkのValley of Trollsを遡行した先にある別天地、Lake Wilson。いつまでも湖畔に滞在していたいが、ここはまだ旅の序章にすぎない。この先Serpentine Rangeの稜線には更なる絶景が待っている。(ニュージーラ…

台湾の朝飯を再現してみた(試作蛋餅)

日本では家で朝を食べる習慣が強いからか、外で朝食を摂ろうと思っても往々にして牛丼屋くらいしか選択がない。一方で、中国や台湾の町には朝食店がかならずあって、その種類も油条・お粥・豆腐脳・手抓餅・煎餅・小籠包・包子・飯團・韭菜包・蘿蔔羹......…

東大の学生メディアに寄稿しました

東大の学生メディア・UmeeTに寄稿する機会をいただきました。 todai-umeet.com 主に三部構成で、 ①台湾登山の魅力について ②台湾と日本、中国、そして特殊性 ③祖母の母校である台南第一高等女学校(現:台南高級女子中学)訪問の記録 是非読んでもらえると嬉…

日本の春、そして復学生活(櫻花季的日本)

桜前線はあっという間に日本列島を南から北へと去って行く。今年の東京の桜は4月初めに満開を迎え、そしてまたあっという間に散っていった。 一晩中雨が降り続いた夜の明くる日の朝、気付くと既にほとんどの花びらが地面に落ちていた。涼しさと暖かさが交錯…

フィヨルドランド国立公園(Livingstone Range)

Routeburn TrackのKey Summitは日帰りハイキングの場所として有名である。 その南側にLivingstone Rangeと呼ばれるエリアがある。稜線上は穏やかな草原の丘が広がり、その中に大小の池塘が存在する綺麗な場所だ。稜線の両側の斜面は氷食の影響で急峻になって…

NZ富士 タラナキ山(Mt.Taranaki)

ニュージーランド北島第二の高峰タラナキ山(2518m)に登頂した記録。タラナキ山はタスマン海に面した円錐形の成層火山であり、その山容は富士山に相似している。「ラストサムライ」のロケ地として使われたことで日本でもよく知られている。 Mt. Taranaki (2,5…

トンガリロ国立公園(Tongariro Northern Circuit)

Tongariro National Parkの有名なトレイルであるTongariro Northern Circuitを歩いた記録。2日目の天気が思わしくなく、Mt.NgauruhoeとMt.Tongariroの登頂を諦めざるを得なかったのは残念。 Tongariro National Park is New Zealand's oldest national park …

NZ登山の準備について(Preparation for tramping in NZ)

ニュージーランドで山に行くと言うと、大抵の人が思い浮かべるのは世界的に有名な「ミルフォードトラック」「ルートバーントラック」「ケプラートラック」などであろうか。だが、これらは広大なニュージーランドの山岳の中のほんの一部にすぎない。 今回の記…

台湾奥地の森林鉄道跡を訪ねて(帕托魯山南稜,嵐山工作站)

海抜100mの花蓮・水源村から出発し、森林鉄道跡の鉄橋を渡りトンネルをくぐり、25年前から時の止まった伐採場跡・嵐山工作站に着いた後は笹薮を漕いで標高3000mを超す帕托魯山まで上り詰め、最後は標高400mの太魯閣峡谷・岳王亭まで下山するという壮大な5…

台湾登山の地図について(Maps for mountain climbing in Taiwan)

はじめに 海外の山に登る時、言語面と並んで大きな問題となるのが「地図をどうやって入手するか」ということだと思う。残念なことに、これまで台湾の地図について日本で流れている情報は不十分と言わざるを得なかった。そしてそのことが日本から台湾への登山…

通訳案内士試験(中国語)と銭湯の記憶

8月末に受けた通訳案内士試験(中国語簡体字)の筆記試験に合格していたので、龍谷大学で面接試験を受けてきた。以下はその備忘録のようなものと、そのついで話を徒然なるままに。 通訳案内士試験概要|日本政府観光局(JNTO)

日本統治時代の古道を訪ねて(合歡越嶺道)

台湾大学登山社の山行に誘ってもらって、日本統治時代の古道を探検に行ってきた。台湾では、主に登山道のある場所を「傳統路(伝統路)」、登山道の無い場所を藪を漕いだりして進むスタイルを「探勘」もしくは「勘查」と呼んでいる。 台湾の「探勘」はもちろ…

これからに向けて(給未來的自己)

自分と同じようにどこか抜けていて、車の鍵は閉じ込めるし免許証は無くすし携帯は適当な所に置いて後でバタバタ探してるし時間は守らないし本当にどうしようもない。何か慌てているような所があって、「ちょっと落ち着いて冷静になりなよ」といつも思う。け…

雪山西南稜単独行(雪山西南稜獨攀)

台湾第二の高峰雪山(3886M)に西南稜から単独で登った記録。 雪山の登頂ルートは、一般的には雪山東峰・ニイタカトドマツの黒森林・雪山1号カールを経由して山頂に達する東面の登山道が使われる。 今回は油婆蘭山・完美谷の大草原及びニイタカビャクシンの…

黄金稜線

台湾東北部の山地は標高こそ高くないものの、登りごたえのある山が多い。特に海岸沿いは強い東北季節風の影響を受けるため、植生が草原と低潅木を主としており展望が頗る良い。奇岩の多い地質と相まって、日本ではなかなか見ることのできない風景を作り出し…