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旅好きに役立つgooglemapのマイマップ機能と旅行のための情報収集手段について

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  • 旅の情報収集方法について

 僕は昔から旅行が好きで、高校の頃は青春18切符で日本のローカル線を乗り回しながら旅していたし、大学に入ってからは海外をフィールドにバックパッカーとして長期旅行を楽しんできた。

 旅行のための情報収集は、旅を始めた当初は『地球の歩き方』や『Lonely Planet』といった紙のガイドブックを頼っていた。いくらデジタル化の時代とはいえ、必要な情報がコンパクトにまとまっていて必要な時に手に取って見ることのできるガイドブックの利便性は認めざるを得なかった。けれども最近はガイドブックを購入することがだんだん少なくなってきている。何故なら旅先で同じガイドブックを見て旅行している人達を見ることが何故か僕にとってあまり心地よくないからである。最近はガイドブックは図書館でザッと目を通して概略を把握するのみにとどめ、あとはもう見ないことが多くなってきている。その代わりに、最新の生きた情報を主に個人のブログから得ることで具体的にどの場所に行くか決めたり注意点を頭に入れたりすることが多い。

  • 収集した情報をマイマップにまとめる

 ところが問題は人間の記憶には限界があるということである。せっかくネット上で調べた情報も(美味しいレストランの情報もバスや列車の情報も、穴場の観光スポットも)簡単に忘れていってしまう。そして後になって「そういえばあの場所はどこだったっけ?」という具合に思いだすことができなくなってしまい、時間を浪費してしまうのである。ガイドブック上の情報であればそんな時にパラパラとページをめくればすぐに問題が解決してしまうが、個人のブログで得た情報などはそうはいかないのが問題である。まめに手帳などを使って綺麗にメモができる性格の人はそんなことにはならないかもしれないが、僕のようにいい加減な人間にとってそれは難しい。

 そこで最近利用するようになったのがgooglemapのマイマップ機能である。

 マイマップの何が良いかというと、自分だけの旅行地図を非常に簡単に作ることができることである。観光スポット、レストラン、その他様々な場所をgooglemap上にプロットし、自分でその場所についての説明書きを加えていく。作成した地図はログインさえしていればスマホのgooglemapからも見ることができ、旅行中には非常に便利なツールとなる。調べた情報を忘れることはないし、複数のスポットの位置関係も地図上で一目で把握できるため、極めて利用しやすい自分だけの旅行ガイドブックが完成するのである。僕は最近こうして作成した地図を利用しながら旅行することが増えている。

 更に良い点は必要があればその地図を簡単に友人と共有できることである。僕は関西出身であり、日本に旅行に来る台湾の友人などに「奈良や京都についてお勧めの場所を教えて」などと頼まれることが多い。以前は逐一「ここがいい、あそこがいい。ここはどういう場所であそこはどういう場所で・・・・・」ということをLINE上で説明していたのだが、これは情報を受け取る相手の立場からするとあまり嬉しいものではないことに気がついた。だいたい言われた場所がどこなのかイメージがつかないからどういうコースで回ればよいのかわからないし、バラバラに情報提供された時にそれをその都度確認することは相手にとって結構ストレスの要る作業である。

 そこで、最近はマイマップで「奈良景點和美食地圖(奈良観光スポット及びグルメ地図)」という旅行地図を作成して、リンクを共有することで効率的に情報共有をするようにしている。受け取る側としてもありがたいし、僕としても一度地図を作成しておけば後日別の人に聞かれても同じリンクを再び共有するだけで済むから非常に助かっている。

 そしてガイドブックユーザーにとってもマイマップ機能はありがたい。ガイドブックではそれぞれの観光スポットの説明と地図が別ページになっている。だから、ガイドブックを見る時は一度観光スポットの紹介文を読んだ上でその場所がどこなのかを例えば「地図p46 E4」というような情報をもとにページをペラペラとめくって逐一探さなければいけない手間がある。これはかなりのストレスである。

 ところがその場所の情報(どんな場所か、交通アクセスなど)を全てマイマップ上にまとめておけば、場所名をクリックするだけでその地図上の位置及び自分でまとめた情報を全て一目で確認することができる。

  • 旅先のより深い情報と理解を得るために

 僕は先ほど、主に個人のブログなどから情報収集を行うと書いた。とはいえ個人のブログにも欠点はある。時々素晴らしいブログに出会うこともあるが、大抵は(僕も含めて)文章に無駄が多いし、内容や感想が往々にして薄っぺらい。基本的に素人が情報発信を行ったりお小遣い稼ぎを行ったりするだけのメディアなのだから当然だが、それぞれの土地に対してより含蓄のある内容を得るには別の方法を取る必要がある。

 そこで、僕が使っている方法は旅行前にその土地を題材にした文学や映像作品に触れることである。一流の人達が書いた文章や作り上げた映像は、二次情報三次情報四次情報に満ちたガイドブックやブログよりも遥かに僕の胸を打ち、その土地の自然・歴史・文化に対する理解を深めてくれる。また、僕は興味を持ったテーマについては更に学者によって書かれた論文を読むことで、より深くかつ客観的な理解を得るようにしている。

例えば北京に留学する前は『蒼穹の昴』を読み、『ラストエンペラー』を観て故宮に対するイメージを膨らませていったし、

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)

 

 

 台湾の山に行く前には『セデックバレ』や『山と雲と蕃人と』などに触れていき、台湾の先住民の歴史を理解しようと努めた。

 

山と雲と蕃人と―台湾高山紀行

山と雲と蕃人と―台湾高山紀行

 

 今度バンコクに行くかもしれないから『暁の寺』を読んでみようかな。でも難しいと評判であるから、自分の理解力では読み通すのが厳しいかもしれないなぁとも思う。

暁の寺―豊饒の海・第三巻 (新潮文庫)

暁の寺―豊饒の海・第三巻 (新潮文庫)

 

 このように単純に「旅」といっても意外と奥が深い。ただし、もちろん時には難しいことを考えずにただ気分をリフレッシュするためだけの旅だって大切だし、何の先入観にも縛られず旅をすることで逆に見えてくるものだってあるだろう。だから、旅をどう捉えるかなんて個人の自由ではあるのだけれど。