休学中の記録

台湾の歴史

我人生中的阿里山

阿里山對日本人來說,不僅是單純一個觀光景點,還帶著一種神聖的意義。回顧我自己的人生,也無意識地與阿里山結下了不少緣份。 我出生在奈良,小時候每年初五參加奈良橿原神宮所舉辦的「書き初め大会(新年開筆大會)」。這一天,將近兩千人聚集在神宮旁的體…

台湾の地名について(原住民族と関わりのあるもの)

台湾の山名と原住民 台湾原住民族の部落名 原住民と漢民族の関係を示す地名 地名の「回復」について 伝統領域と伝統地名 最後に 台湾の山名と原住民 台湾の地名と原住民の関わりを意識するようになったのは、2016年に聖稜線の山々を歩いた時だと思う。聖稜線…

台湾の地名(日本人と関わりのあるもの)

台湾を旅行したことがある人であれば、日本風の地名と出会って不思議な気持ちになったことがある人もいるのではないだろうか。あるいはもしかしたら、あまりにも自然に現地に根付いているので、あくまで台湾にある数多くの地名の一つとして特に注意せず通り…

台湾の地名について(西洋と関わりのあるもの)

17世紀、現在の台南・安平の地にオランダ人が台湾経営の拠点として築いたゼーランディア城(Kasteel Zeelandia)を描いた水彩画。タイオワン(TAIOAN)はシラヤ族によるこの一帯の呼称に倣って表記したもので、当時表記方はTAIOVAN、TAYANなど様々あったらし…

台湾の地名の面白さを語ってみる

地名の由来を調べるのは面白い。 地名には民衆が生活を営む中で自然に形成されたものや、時の国家によって政治的にトップダウンで決められたものなど様々な異なる由来があるし、同じ土地を指す地名が時代によって変遷したり、異なる民族によって異なった形で…

台南と祖母の思い出

2017年12月、母・叔父と共に、祖母を連れて台南高級女子中学の100周年記念式典に参加した。台南高級女子中学の前身は日本統治時代の旧台南第一高等女学校(台南一高女)だ。その卒業生である祖母は、当時見つかっている中で最高齢の日本人卒業生で、学校の招…

現代台湾人の歴史観と、「日本史」に感じる違和感について

「台湾において新しい歴史教育要綱が制定される」という中央社の報道を見たので、所感を備忘録として残しておくことにする。 以前、台湾の歴史に関する解説書を読んだことがある。そのなかでとても面白いと思ったのは、巻頭に「「台湾の歴史」とは一体「誰の…

92歳湾生の祖母が卒業生として台南の女学校の100年記念式典に臨みます(台南女中百年校慶)

2015年11月底 長達兩個半月的台灣山岳之旅接近尾聲的時候 我走訪了台南。除了美食之外,訪問台南最大的理由是因為它是阿嬤的故鄉。 母方の祖母は今年92歳の湾生(台湾生まれの日本人)なのですが、この度、台南高級女子中学(旧台南第一高等女学校)の招待で…

東大の学生メディアに寄稿しました

東大の学生メディア・UmeeTに寄稿する機会をいただきました。 todai-umeet.com 主に三部構成で、 ①台湾登山の魅力について ②台湾と日本、中国、そして特殊性 ③祖母の母校である台南第一高等女学校(現:台南高級女子中学)訪問の記録 是非読んでもらえると嬉…

台湾奥地の森林鉄道跡を訪ねて(帕托魯山南稜,嵐山工作站)

海抜100mの花蓮・水源村から出発し、森林鉄道跡の鉄橋を渡りトンネルをくぐり、25年前から時の止まった伐採場跡・嵐山工作站に着いた後は笹薮を漕いで標高3000mを超す帕托魯山まで上り詰め、最後は標高400mの太魯閣峡谷・岳王亭まで下山するという壮大な5…

日本統治時代の古道を訪ねて(合歡越嶺道)

台湾大学登山社の山行に誘ってもらって、日本統治時代の古道を探検に行ってきた。台湾では、主に登山道のある場所を「傳統路(伝統路)」、登山道の無い場所を藪を漕いだりして進むスタイルを「探勘」もしくは「勘查」と呼んでいる。 台湾の「探勘」はもちろ…

日本人から見た台湾(日本人眼裏的臺灣)

はじめに 台湾の話になると、多くの中国人は「台湾は昔から中国固有の領土であって、台湾解放は中国の核心利益である」と言うだろう。けれども、今日僕が話したいのは中国と台湾の関係についてではなく、日本統治時代の台湾についてである。僕の祖母は18歳ま…