休学中の記録

【会津旅行】赤べこ作りと農家民宿

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文化の日の三連休は会津を旅行した。郡山までバスでそこからレンタカーで。

実は11月4日は妻と付き合いはじめて4年目の記念日で、今回は全ての計画を妻が買って出てくれた。我が家は車の運転も半分ずつなら旅行の計画も交代でやることが多く、色んな仕事が共同作業で分散されていてとても助かっている。

実は旅行のみならず、家具の組み立てをはじめその他諸々、本来男性が率先してやると社会通念上考えられていることもむしろ理系人間の妻の方が得意とするところである。僕が面倒くさいと思うことを妻が楽しんでやってくれるおかげで、一人暮らしの時よりも色んなことに苦しめられずに過ごせているのは本当にありがたい限りなのだ。

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寒風が吹き荒ぶ猪苗代湖にはオナガガモが隊列を組んでいた。後ろの磐梯山がクリアに見えた。

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昼食は会津若松でわっぱ飯。蓋を開けると蒸気とともに良い香りが上がってくる。値段は少し高め。

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昼食後はオリジナル赤べこを作った。真っ赤な色と型は既にできているので、そこから黒と白の絵具で色をつけていく。デザインは迷ったが、基色の赤色を利用して台湾原住民の紋様を入れ込むと我ながら秀逸なデザインになった。

以前鳴子でこけしを作ったので、これで東北の代表的な民芸品を2つ作ることができたことになる。

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喜多方では「グリーンツーリズム」を推していて、面白そうだったのでこの日は農家民宿に宿泊した。今回泊まることができたのはとてもホスピタリティのある水田農家の方で、夕食を共にし、翌日はトラクターやコンバインの基本的な動かし方などを教えてもらった。

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民宿オーナーの農地は高台にあって、飯豊連峰と広大な会津盆地が眺められる。喜多方の蔵が立ち並ぶ街並みの成り立ちは、こういう豊かな風土に支えられているんだなということが感じられる。

 

 

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会津は蕎麦が有名で、9月ごろには一面に蕎麦の白い花が咲く景色をポスターで見たことがある。訪れた11月は廃校を利用した公民館でちょうど「雄国そば祭り」をやっていたので立ち寄って昼食にした。鳥ごぼう蕎麦がとてもおいしかった。

公民館では根曲がり竹を利用した竹細工の実演もやっていて、雪国の生活を垣間見ることができた。

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雄国沼、五色沼の紅葉はもうほとんど終わっていたが、最後の小さな秋を探しにきた家族連れで賑わっていた。その後吾妻のスカイラインを越えて福島市へ下りた。楽しい休みの日はいつもあっという間に過ぎ去っていく。