休学中の記録

紫陽花の季節(長尾山妙楽寺)

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梅雨の晴れ間に長尾山妙楽寺まで紫陽花を見に行った。満開を迎えた色とりどりの花を楽しむことができた。

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ガクアジサイの花は線香花火のように咲いていた。

 

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こちらはよくポップコーンと呼ばれている品種だろうか。ポップコーンもわからなくもないが、個人的には耳の形を連想してしまう。

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改めて顔を近づけて観察してみると、紫陽花は花だけではなく、葉の質感も瑞々しくてなかなか素敵だと思った。

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お寺はあじさい山になっていて、斜面いっぱいにあじさいが植えられている。敷地は関西や鎌倉などの寺と比べると小ぢんまりとしているが、コンパクトに見どころがまとまっているので、無駄に歩き回ることなくゆっくり鑑賞することができる。

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丸太で作られた椅子に座って休憩し、ペットボトルの水を飲んでいるとちょうど気温も下がってきて心地よくなってきた。

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1時間弱、ゆっくり滞在してから帰路につく。お寺の周囲は高度成長期に開発が進んだのだろうか、坂道と台地と住宅地と、そして時々忘れたように林があるニュータウンの風景で、少し懐かしくなる。

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関西のニュータウンで過ごした小中高校生時代、自転車で友達の家に遊びに行くと大抵傾斜のものすごい坂道があった。そんな道を整備不良の自転車のチェーンを「ガリガリ」言わせながら一生懸命登った。そして帰りは同じ道を、なかなか効かないブレーキを「キーキー」と鳴らしながら下った。

そういえばこんな風景だったかなぁ、と少し昔のことを思い出した。思わず路肩に自転車を停めて風景をカメラに収めた。

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家に帰ると、妻が3週間ほど前にホームセンターで買ってきた紫陽花がいつの間にか綺麗な花を咲かせていた。2人でしばらく鑑賞した後、もしいつか家を建てる日があれば、庭に紫陽花を植えようというね、という話をした。

体を動かしたので気分が良く、外に出てみて良かったなと思った。そして少し先延ばしにしてしまっていた再来週の発表の準備にそろそろとりかからないとな、と前向きに思った。