インバウンド統計を地図上に可視化してみた(宿泊旅行統計・欧州編)

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日本の都道府県ごと、外国人の国籍ごとにインバウンドの訪問傾向を分析する企画の第3弾。第1回の東アジア編、第2回の東南アジア編に続いて欧州からの訪日観光客についてまとめてみた。

可視化にあたっての考え方は下記の記事を参照のこと。

それではさっそく本題に入る。

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那須の温泉山行(三斗小屋温泉~坊主沼避難小屋~甲子温泉)

 4年前の初秋、八幡平の葛根田川~大深沢の沢旅を終えた僕は、JR東日本・北海道パスを使って東北地方を鉄道旅行した。最終日の朝、名残惜しさを抱えながら東京に戻る車窓の中で、ひと際目立った山塊があった。当時はそれが安達太良なのか、日光なのか、はたまた他の山並みなのかよくわかっていなかったのだが、立派な山並みについカメラを向けた。

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 今更ではあるが、最近ふと写真を見返していて、これが南月山ー茶臼岳ー朝日岳ー三本槍岳へと続く那須の山並みであることに気づいた。那須連山は、地質学的には東北の脊梁山脈を成す奥羽山脈の南端にあたるらしい。「東北」が終わりを迎え、「関東」へと推移していく風景の最後を飾る山並みは当時ひと際印象に残っており、それをようやく同定できたことに嬉しさを感じた。

 そんなきっかけもあり、今年のGW前半は那須の山に登りに行くことにした。残雪の山を歩くのは気持ちが良いし、まだ空気がひんやりしているこの季節に温泉に入るのも格別である。そして久しぶりに東北の入り口の空気を感じに行くのは魅力的なプランに思えた。

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新宿御苑の桜

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東京は桜の名所が多い。

2012年の春、初めて東京に出てきた僕は日本武道館で行われた大学の入学式に参加した。「タフでグローバルであること」という総長の話があった以外入学式で何があったのかは正直あまり覚えていないけれど、その日武道館を出てから見た千鳥ヶ淵靖国神社の満開の桜がこれまで自分が見てきた桜の中で群を抜いて綺麗だったのは今でもよく覚えている。

2012年的春天,我開始了在東京的生活。剛搬到東京沒幾天的4月9號,大學的入學典禮在皇居旁的日本武道館舉行,而櫻花在那幾天也恰巧進入了盛開季。我幾乎都忘記在典禮裏誰上台講了什麽話,但唯一令我印象非常深刻的是,中午時刻典禮結束之後從武道館走出來、眼前展開的是非常漂亮的一片櫻花樹。那就是千鳥淵(皇居的護城河)和靖國神社的櫻花。那時候母親還很健康,以無邊無垠的櫻花為背景,幫我這個新生拍了許多照片。

大学生の時は、生活圏が近い関係でよく上野公園に出かけた。本郷や根津に住んでいた当時、普段は面倒臭がって近くの「赤札堂」で買い物をすます僕も、春の桜の時期だけは不忍池の畔を通りたいがためによく湯島の業務スーパーまで買い物に行ったものだった。買い物袋を自転車のハンドルに下げながら公園内の桜のトンネルを歩き、清水観音堂を通り過ぎ、国立博物館正面の噴水で一服。そして最後は谷中のカヤバコーヒーのあたりまで自転車を走らせて満足して家に戻ってくるような、そんな生活が今となっては懐かしい。

大學時期,因爲住在附近的關係,我常常到上野公園閑逛。懶動的我通常在離家最近的超市買每天的食物。雖然那邊有點貴,但能夠省下不少麻煩。然而,到了櫻花季我有時侯特地騎車去湯島的業務超市買東西,因為這樣可以經過上野公園的不忍池,欣賞春天的風光。每次在業務超市買好一堆食物之後, 我把裝滿的塑膠袋挂在腳踏車手把,推著車走過上野公園中間的櫻花大道。沿途可以欣賞隱約在樹林間的清水觀音堂,再到東京國立博物館前面的噴水處休息一番,然後再騎車經過谷中的百年咖啡店-cayaba coffee回家。我曾經很喜歡這樣的生活。

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昨年から働くようになって、もう桜を愛でる暇なんてないのかなと思っていたら、どうもそんなことは無かったようだ。やっぱり春の時期暖かくなると気分もうきうきするもので、今年は天気の良い日に時間休を2時間取って新宿御苑へ花見に行くことにした。1時間の昼休みに2時間の時間休を加えると合計3時間の休みが取れるのだ。とはいえ移動の時間もあるし、何しろ想像をはるかに超えて広大な敷地を持つ新宿御苑なので、ついついあっちも見ようこっちも見ようとしてしまい慌ただしい花見になってしまったのは否めない。それでも御苑前の駅で嫁と合流し、桜の木の下で一緒にシートを敷いてお弁当を食べた時間は、小さいけれども確かな幸せを感じることができる瞬間だった。

今年東京的冬天是半個世紀來最冷的一個冬天,連續好幾天的早晨都是零下低溫。每天最痛苦的是早上聽到鬧鐘響的時候。到了再不爬起來就要遲到的最後一刻,只好硬著頭皮起來快速穿起西裝刮點鬍子,發抖著衝出門上班。 而今春天也來得特別早,似乎從2月中一口氣跳到4月,讓我有點適應不過來。

所謂「三寒四溫」是日本春天的特色,但今年的嚴冬之後接踵而來的是100%的春天。櫻花大概也被溫差嚇到了,比平常年早開了兩個禮拜,很多人包括我也因此改變了春遊計畫。三月底的有一天,我中午請了兩個小時的假,到公司附近的新宿御苑賞花。難得抽三個小時(兩個小時+原本的中午休息時間)出來,原本想要放慢脚步盡情地欣賞櫻花,但看到小冊子裡面介紹說園區裡面共有65種1000顆的櫻花樹,貪心的我便不知不覺中開始了走馬觀花。但鋪好野餐墊看著櫻花吃便當的那一刻,在時間悠閒的流逝中,我感覺到了一種”小確幸”。

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西丹沢縦走(西丹沢ビジターセンター~山中湖平野)

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3月の丹沢は冬と春が同居している。

標高の低い場所ではミツマタの花も咲き、春の訪れが随所に感じられる一方で、早朝の稜線上はまだまだ冷たい風が吹付ける。木々には真っ白な霧氷が付き、凛とした張りつめた空気が感じられる。かと思えば昼になると暖かい日差しに少し汗ばむような陽気の中、鳥のさえずりを絶えず聞きながら歩くことができる。

 三月的東京郊山,春季與冬季的景色共存。山下花朵逐漸綻放,帶來生命的氣息;而山上的樹林卻還是禿禿的。

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白馬岳と高山植物(Japan Alps~Paradise for alpine plants)

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Hakuba is famous by Westerners for skiing in winter season, but only few people know that it has a different charm in the summer season.

Actually, mountains in Hakuba(白馬岳: Shirouma-dake) in summer season is known by Japanese for the the density and diversity of alpine plants. When the snow starts to melt, alpine plants above the tree line bloom here and there. Cute little flowers, which comes with a lot of different colors and shapes, attract a lot of hikers to the mountain. 

There are plenty of mountain huts on the way, ensuring a comfortable stay just like staying in a resort hotel. Of course, you can also bring your own tent, food and a book that you like to immense yourself and enjoy your own jouney. Hakuba offers a great field to enjoy the diverse fascination of what they call "Japan Alps ", which in some aspects may be more attractive than the "original" one in Europe.

日本の国立公園 上―後世に伝えたい美しい日本の自然 (別冊山と溪谷)

日本の国立公園 上―後世に伝えたい美しい日本の自然 (別冊山と溪谷)

 

中学3年生のクリスマス、両親に「日本の国立公園」という本を送ってもらった。よく晴れたその日の朝、本を抱えながら階段を駆け上がって自分の部屋に籠った。そして受験勉強そっちのけで、ストーブの効いた暖かい部屋で心ゆくまで日本各地の風景写真を眺めた。思い返してみるとつくづく幸せで平和な時間であった。

そしてその時、特に印象に残ったのが白馬岳の写真だった。「大出原に咲くクルマユリ」、「白馬岳直下に咲くミヤマキンポウゲ」など、夏山の清々しい青空を背景に咲く色とりどりの花の写真を見て、山への憧れが募った。その山が「はくばだけ」ではなくて「しろうまだけ」と読むのだということを親に教えてもらったことも含めてとても印象に残ったのであった。

その後、高校1年生の時に初めて学校登山に参加して上高地から槍ヶ岳に登った。

明け方一人でこっそり山小屋を抜け出して見た満天の星空。一人で星を見るのが勿体なくて、仲の良かった友達を叩き起こして一緒に外に出ると人生で初めて見えた流れ星。槍ヶ岳山荘の前で、朝日に照らされる西鎌尾根の風景に「すげー」と興奮して声をあげると周りにいたおばさん達に笑われた時の恥ずかしさ。そんな初々しい山デビューを果たした2009年の夏の思い出は大切な記憶としてずっと心の中に残っている。

それから8年の月日が流れた。その間国内・海外の色んな山々を歩いてきたけれど、北アルプスには一度も再訪を果たしていなかった。社会人一年目になった今年、そんな昔のことをふと思い出して「白馬岳に行こう」と思い立った。

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