休学中の記録

バックパッカー

我人生中的阿里山

阿里山對日本人來說,不僅是單純一個觀光景點,還帶著一種神聖的意義。回顧我自己的人生,也無意識地與阿里山結下了不少緣份。 我出生在奈良,小時候每年初五參加奈良橿原神宮所舉辦的「書き初め大会(新年開筆大會)」。這一天,將近兩千人聚集在神宮旁的體…

【回想】下関から青島、天津、そして北京へ

以下は2015年の日記に追記したもの。 2015年春、大学4年を前にして休学して北京へ語学留学した。当時、学業も人間関係も色んなことがうまくいっておらず、日本にある全てを捨てる覚悟でバックパック一つで下関港から青島までの航路「オリエントフェリー」に…

南京街歩きの記録(長江渡船と名所旧跡)

もう随分前の話になるが、学生時代に奨学金をもらって南京に短期滞在し、中国語を勉強させてもらう機会があった。平日は朝から集中して勉強し、週末には息抜きに自由行動で色々な場所に出かけた。 南京は武漢、重慶、長沙と並んで中国四代火炉*1に数えられて…

桂林のタワーカルストを巡る旅(興坪郊外のサイクリングと老寨山登山)

高校地理の授業でカルスト地形の勉強をしたことを覚えている人はどれくらいいるだろうか。カルスト地形には「ドリーネ」や「ウバーレ」などがあって、風化してできた土壌は「テラロッサ」で...という内容なのだが、とにかく用語が覚えにくい。そもそも「ドリ…

西湖龍井を求めて杭州へ

杭州の郊外を自転車で回った5年前の夏の記録。数々の漢詩の舞台となった西湖の風景を巡り、中国を代表する緑茶「西湖龍井」の産地を訪れた。 西湖の風景 龍井へ 西湖の風景 ユースホステルで自転車を借り、西湖を一周する。西湖の湖畔には石橋や楼閣、東屋や…

2回目の韓国ソウル散策日記2019

安東駅前で食べた塩サバ定食 2019年3月の韓国旅行の続き。安東から中央線のムグンファ号に乗って雪降る峠を越え、3時間半でソウルの清涼里に着いた。 清涼里駅を出たところは開けた高台になっていて、目の前には巨大都市・ソウルのビルがキラキラと夕陽を反…

台湾山岳地帯ブヌン族の村と野渓温泉の旅(利稲部落、栗松温泉)

台湾の山岳地帯には原住民*1が暮らしている。原住民の人口は、台湾政府によって認定されている16族を全て合わせても全体人口の約2%と少数派である。しかし原住民は中国大陸沿海部からたくさんの華人が移住してくるようになる17世紀以前から台湾に居住してお…

初めての韓国ソウル散策日記 2015

ソウルにはじめて行ったのは2015年の夏で、北京の語学留学を終えて帰国する時、「日本に帰るなら途中ソウルを経由して帰ろう」と思い立ったのがきっかけだった。北京の語学学校で知り合った韓国人の友人がいて、その子が先に帰国する時に「是非ソウルに遊び…

ホーチミンのコロニアル建築とグルメ

思えば自分がホーチミンという都市の名前を初めて知ったのは高校生の時、図書館で「バックパッカーズ読本」を手に取った時だったと思う。ホーチミンの「デタム通り」は、バンコクの「カオサン通り」と並んで東南アジアの中でバックパッカーが集まる2大拠点と…

台北で朝からビールが飲める廟(大稻埕慈聖宮)

GWの10連休は台湾に行っていた。本当は色んな山に登ろうと思っていて国立公園に入園申請を出していたのだが、油断していると山小屋の予約が繰り上がらず申請が却下され、結局大きな空白期間ができてしまった。 そんなこんなで意気消沈している時に友人が連れ…

梅の花香る安東河回村

「安東河回村」は世界遺産に登録された韓国の伝統的な村で、120戸、230人ほどが暮らしている。李氏朝鮮時代の両班と庶民が暮らす村の雰囲気がそのまま残っており、蛇行して悠々と流れる洛東江に囲まれて立派な瓦葺の家と可愛い藁葺の民家が身を寄せ合う、美…

新羅の古都 慶州と仏国寺

日本の仏教は朝鮮半島から伝わった。このため朝鮮半島と日本の古代仏教文化や美術品には共通点がたくさんある。奈良出身の自分にとって、奈良時代、平安時代の日本に大きな影響を与えた新羅の古都・慶州はいつか訪れてみたい町だった。実際、慶州市と奈良市…

韓国鉄道旅行の魅力について

3月20日~24日に韓国へ旅行した。移動手段は路線バスを除くと全て鉄道で、大邱~慶州~安東~ソウル~大邱という経路で京釜線、中央線などを乗りつぶした。そこで、今回の記事では韓国鉄道旅行の魅力を何点かに分けて紹介してみたいと思う。また、記事の最後…

韓国の旅の情報収集方法(関東在住者向け)

近く休みを取って韓国に行く予定にしている。今回はその前段階として、韓国旅行の情報収集方法(主に関東在住者向け)を紹介すると共に、自分がこれまでに読んだ本をテーマ別に挙げていきたい。

関釜フェリーで行く釜山街歩き食べ歩きの旅

韓国にはなぜかこれまであまり足が向かなかった。韓国ドラマもK-POPも特別好きなわけではないし、世界遺産のお寺や古墳も日本にあるものと比べて特段目を見張るものを感じなかった。山も日本と比べて高い山があるわけでもないし、植物相も日本と比べて多様性…

孤独のグルメ(クアラルンプール・バンコク編)

7月のある日、仕事でマレーシアとタイに行くことになった。 今回の仕事はイベントの実施に伴うものだった。イベント実施のほかにも、現地企業の訪問・情報収集や打ち合わせ等スケジュールを詰めており自由時間はあまりなかった。ただ、せっかく行くのだから…

ハノイの街角と雑踏

以前から海外に行く時は最低でも1ヶ月の時間を取っていた。その背景には、折角なかなか行けない海外に行くのだから、すぐに帰ってきたら勿体ないという潜在意識があった。 けれどもこの5年、LCCの就航ラッシュで、アジアの都市が時間的にも金銭的にもどんど…

貴州のトン族集落と闘牛文化をめぐる旅

2017年2月、貴州省に住むトン族の集落を訪れた。釘を一本も使わず木組みだけで作られる木造建築の傑作「鼓楼」を見てみたかったからだ。 トン族居住地域では多くの集落で鼓楼を見ることができるが、せっかく見るのだからやはりできる限り特別なものが見たい…

Lake Haweaの休日(Holidays in Lake Hawea)

ニュージーランド南島、サザンアルプスの東側山麓には氷河湖が列に並ぶように連なっている。テカポ湖、ワカティブ湖、ワナカ湖、プカキ湖などは観光地として有名であり、特に僕が滞在した春節の時期は中国人観光客が多かった。ところがハウェア湖は、有名な…

台南食い倒れの旅(府城美食之旅)

台南は台湾で最も歴史の古い街であり、赤崁樓や安平古堡をはじめ古跡には事欠かない。われ先にとバイクをぶっ飛ばす台北とは違ってどこかゆったりとした時間が流れているし、街で多く聞こえてくるのは国語(北京語)ではなくて閩南語。台湾の中で最も「台湾…

2013インド周遊の旅(A long trip around India)

2013年の春休み、1ヶ月かけてインドの東半分を周遊した記録。10代最後の自由を謳歌していた当時の僕が書いた旅行記に加筆したものである。 中国西南部編はこちら

2012中国西南部旅行記(游记)

2012年,大学一年の夏は海外旅行をしようと決めていた。何といっても2ヶ月にも及ぶ長期の休暇は大学生の特権なのだ。どこに行こうかと情報収集した結果やっぱり中国が面白いのではないかという結論に至った。物価の安さ、文化の多様性、大陸の広大さなどに惹…