休学中の記録

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我人生中的阿里山

阿里山對日本人來說,不僅是單純一個觀光景點,還帶著一種神聖的意義。回顧我自己的人生,也無意識地與阿里山結下了不少緣份。 我出生在奈良,小時候每年初五參加奈良橿原神宮所舉辦的「書き初め大会(新年開筆大會)」。這一天,將近兩千人聚集在神宮旁的體…

離島輕旅行①伊豆大島

另一個島弧 日本是一個島嶼國家,共有7,000個島嶼組成所謂的日本列島。攤開地圖,在衆多的島嶼之中,最吸引目光的應該是位於九州島與台灣島之間的琉球群島,而不知道是否有人注意過,關東地區南方,在湛藍的太平洋裡面,有另一個細長島鏈一路向南延伸。 圖片…

一個人生,一個時代

1942年正月初一 家族寫真 2017年12月,我們家人帶阿嬤參加台南女中百年校慶活動。 阿嬤1942年畢業於台南女中前身的台南第一高等女学校(一高女),隨後赴東京求學,從此再也沒有回到母校, 而她還是一直念念不忘一高女的青春歲月。但年老的她行動不便,始終沒…

我與2020台灣大選的故事

1月3號到12號,我陪著老婆回家投票。說實話,我在日本從來沒有投票過,可謂是政治冷感的年輕人。總是覺得自己的一票也改變不了什麼,與其在假日花時間去投票所,不如出去玩或在家做自己喜歡的事情。因此這次到了台灣,遇到這麼多政治熱衷的民衆,我覺得十分…

台湾の春節の過ごし方

日本のお正月がそうであるように中華圏の春節は家族親族にとってとても大切な祝祭日である。台湾人の彼女と付き合うようになってから、僕は年末年始を日本で過ごし、約1ヶ月後にまた旧正月を台湾で過ごし・・・というように二度の新年をお祝いすることになっ…

92歳湾生の祖母が卒業生として台南の女学校の100年記念式典に臨みます(台南女中百年校慶)

2015年11月底 長達兩個半月的台灣山岳之旅接近尾聲的時候 我走訪了台南。除了美食之外,訪問台南最大的理由是因為它是阿嬤的故鄉。 母方の祖母は今年92歳の湾生(台湾生まれの日本人)なのですが、この度、台南高級女子中学(旧台南第一高等女学校)の招待で…

台南食い倒れの旅(府城美食之旅)

台南は台湾で最も歴史の古い街であり、赤崁樓や安平古堡をはじめ古跡には事欠かない。われ先にとバイクをぶっ飛ばす台北とは違ってどこかゆったりとした時間が流れているし、街で多く聞こえてくるのは国語(北京語)ではなくて閩南語。台湾の中で最も「台湾…

台湾で最も美しい稜線(聖稜線)

聖稜線とは雪山(3886m)から大覇尖山(3492m)まで続く稜線を指す。雪山は山頂部に大きな圏谷地形を持つ台湾第二の高峰であり、大覇尖山は「世紀の奇峰」と呼ばれる四面全てが絶壁で構成された尖峰で500台湾ドル紙幣の図案にもなっている(ちなみに1000台湾…

台湾の朝飯を再現してみた(試作蛋餅)

日本では家で朝を食べる習慣が強いからか、外で朝食を摂ろうと思っても往々にして牛丼屋くらいしか選択がない。一方で、中国や台湾の町には朝食店がかならずあって、その種類も油条・お粥・豆腐脳・手抓餅・煎餅・小籠包・包子・飯團・韭菜包・蘿蔔羹......…

東大の学生メディアに寄稿しました

東大の学生メディア・UmeeTに寄稿する機会をいただきました。 todai-umeet.com 主に三部構成で、 ①台湾登山の魅力について ②台湾と日本、中国、そして特殊性 ③祖母の母校である台南第一高等女学校(現:台南高級女子中学)訪問の記録 是非読んでもらえると嬉…

日本の春、そして復学生活(櫻花季的日本)

桜前線はあっという間に日本列島を南から北へと去って行く。今年の東京の桜は4月初めに満開を迎え、そしてまたあっという間に散っていった。 一晩中雨が降り続いた夜の明くる日の朝、気付くと既にほとんどの花びらが地面に落ちていた。涼しさと暖かさが交錯…

台湾奥地の森林鉄道跡を訪ねて(帕托魯山南稜,嵐山工作站)

海抜100mの花蓮・水源村から出発し、森林鉄道跡の鉄橋を渡りトンネルをくぐり、25年前から時の止まった伐採場跡・嵐山工作站に着いた後は笹薮を漕いで標高3000mを超す帕托魯山まで上り詰め、最後は標高400mの太魯閣峡谷・岳王亭まで下山するという壮大な5…

日本統治時代の古道を訪ねて(合歡越嶺道)

台湾大学登山社の山行に誘ってもらって、日本統治時代の古道を探検に行ってきた。台湾では、主に登山道のある場所を「傳統路(伝統路)」、登山道の無い場所を藪を漕いだりして進むスタイルを「探勘」もしくは「勘查」と呼んでいる。 台湾の「探勘」はもちろ…

これからに向けて(給未來的自己)

自分と同じようにどこか抜けていて、車の鍵は閉じ込めるし免許証は無くすし携帯は適当な所に置いて後でバタバタ探してるし時間は守らないし本当にどうしようもない。何か慌てているような所があって、「ちょっと落ち着いて冷静になりなよ」といつも思う。け…

雪山西南稜単独行(雪山西南稜獨攀)

台湾第二の高峰雪山(3886M)に西南稜から単独で登った記録。 雪山の登頂ルートは、一般的には雪山東峰・ニイタカトドマツの黒森林・雪山1号カールを経由して山頂に達する東面の登山道が使われる。 今回は油婆蘭山・完美谷の大草原及びニイタカビャクシンの…

黄金稜線

台湾東北部の山地は標高こそ高くないものの、登りごたえのある山が多い。特に海岸沿いは強い東北季節風の影響を受けるため、植生が草原と低潅木を主としており展望が頗る良い。奇岩の多い地質と相まって、日本ではなかなか見ることのできない風景を作り出し…

南湖大山単独行(南湖大山獨攀)

台湾中央山脈の南湖大山(3742M)と周辺の峰々を単独で登った記録。南湖大山は山頂直下に美しい上圏谷・下圏谷の氷食地形を持ち、「帝王之山」の異名を持つ台湾第8の高峰である。 地図収集を手伝ってくれて緊急連絡先にもなってくれた陳さん、計画のアドバイス…

台北の裏山縦走(象山-拇指山-南港山縱走)

台北市街地の東側に象山という山がある。台北101などの展望が良いので観光客に人気がある。ある天気の良い日の夕方、足慣らしのために登りに行くことにした。ついでにそこから続く縦走路を経て拇指山・南港山まで歩いた。 臺北市區東部有一座叫象山的山。因…

台北市最高峰七星山(陽明山国家公園)

台北市の最高峰、七星山(1120M)に登ってきました。温泉の匂いが充満し、ススキの草原が広がり、色とりどりの蝶が飛び交う素敵な場所でした。 去爬台北市最高峰七星山了。

台湾の植物観察(水梯田的植物)

台湾大学の友人と新北郊外の棚田まで植物観察に行ってきました。渡り鳥が海を越えて種子を運ぶため、日本と台湾には同種の植物が多いそうです。案内してくれた皆様、本当にありがとうございました。 陪臺大的朋友們去了新北附近的水梯田觀察植物。聽他們說臺…

日本人から見た台湾(日本人眼裏的臺灣)

はじめに 台湾の話になると、多くの中国人は「台湾は昔から中国固有の領土であって、台湾解放は中国の核心利益である」と言うだろう。けれども、今日僕が話したいのは中国と台湾の関係についてではなく、日本統治時代の台湾についてである。僕の祖母は18歳ま…

台湾登山の準備(詢問有關臺灣登山的訊息)

9月中旬に台湾に渡航し、2ヶ月ほど滞在して様々な山に登ろうと計画中である。以下は準備段階でわかったこと、わからないこと等のまとめ。 我是日本的大學生,從9月15號起要在臺灣大概待兩個月,打算去中央尖山,南湖大山,能高安東軍等地方縱走登山。

初秋の東北旅行(日本东北部乘火车旅行)

初秋は自分の最も好きな季節。全てのやる気を削いでしまう盛夏のような暑さもなければ、晩秋のどこか沈みゆくような寂しさも無い。紅葉のような派手な彩りは無いけれど、収穫期を迎えた黄金色の田んぼに秋桜や彼岸花の赤色が映え、その脇ではススキが風に揺…

北京の休日(北京的假日)

6月12日。期末試験を受け終わった日、スモッグで覆われていた北京に突然青空がやってきた。 在考完了期末考试的那一天,恰巧北京城迎来了我来这儿以来最好的蓝天。

北京の友人(北京的朋友)

北京に一人の友人がいる。僕が困った時にはいつも助けてくれ、とてもお世話になった。けれど、あまりにも親切すぎるので知り合って間もない頃は「一体何か目的でもあるのだろうか」と疑うことがあった。 我有一位北京的朋友,每次当我遇到麻烦,他及时地向我…

2012中国西南部旅行記(游记)

2012年,大学一年の夏は海外旅行をしようと決めていた。何といっても2ヶ月にも及ぶ長期の休暇は大学生の特権なのだ。どこに行こうかと情報収集した結果やっぱり中国が面白いのではないかという結論に至った。物価の安さ、文化の多様性、大陸の広大さなどに惹…