休学中の記録

旅の思い出:佐渡島を回る

2017年の7月、白馬岳から下山後に佐渡島を旅行しました。1日目は直江津港から佐渡汽船で小木港に渡って宿根木の集落を観光し、2日目は佐渡北部の外海府海岸の景勝地を中心に回りました。もう3年前の話ですが、当時を思い出しながら植物と自然、食べ物と飲み…

北八ヶ岳と飯豊連峰のトンボ

北八ヶ岳は森と湖の景色を楽しみながら軽装でのんびり歩くことができるので、癒し系の山行にはとても良い山域です。特に秋になるとコメツガ・シラビソの針葉樹の緑にダケカンバの黄葉がよく映え、林床を覆うフカフカの苔の上にはたくさんのキノコが生えて賑…

蝶の観察記録とおすすめの書籍

旅行や山歩きが好きで、これまで色々な場所を訪れてきました。はじめのうちは景色を漠然と楽しんでいたのですが、そのうち道端の植物や動物に目が行くようになり、特に眼前をヒラヒラと舞う色とりどりの蝶は印象的で、よくカメラに収めるようになりました。 …

旅の思い出:とびしま海道サイクリングと広島みかん

「とびしま海道」をご存知でしょうか。呉市南東の仁方から、下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、平羅島、中ノ島、そして最後に県境を越えて愛媛県の岡村島までが橋でつながっているのですが、これらを飛び石状に訪れるルートは総称して「とびしま海道」と…

ベランダの花を眺めながら

今年はコロナ禍の影響で、家で過ごす時間が増えました。そんな中、妻は新しい趣味として園芸を始めました。はじめのうちは近くのホームセンターで既に綺麗に咲いている花を買って帰ってきていただけだったのですが、最近では種から育てるようになり、より本…

旅の思い出:渥美半島のサイクリング

人間関係に疲れてただ無になりたい時というのは、多分多くの人が経験するのではないかと思います。考えれば考えるほど面倒くさい、そんな負のモードに入ってしまった時に私が良く実践している対処法が自転車を漕ぐことです。 ペダルを漕ぐ毎に雑念が消えてい…

韓国語を独学するための学習方法について②

「韓国語を独学するための学習方法」を5月の記事で書いておきながら、NHKラジオ講座がコロナ禍の影響で途切れたのをきっかけに、自分自身は7月に学習を中断してしまっていた。 ただ10月からラジオ講座が再開されることになり、改めて無理のない範囲で学習を…

台湾の中秋節と柚子/文旦

台湾では、日本と比べて旧暦が生活文化の中に深く根付いている。春節(旧正月)は言うまでもないが、旧暦の8月15日(中秋節)も連休となり、各地で賑わいを見せる。今年は10月1日が中秋節で、コロナ禍で海外旅行が叶わない中、緑島などの国内の離島に人々が…

旧朝倉家邸宅の散歩など

9月のとある休日、久しぶりに姉と会って一緒に代官山の旧朝倉家住宅まで行ってきた。姉も2年前から東京に住んでいるものの、機会を見つけなければ案外会わないもので、コロナの外出規制などの影響を受けているうちにいつの間にか年末年始以来顔を合わせてい…

庭園美術館と国立科学博物館附属自然教育園

ある日の夕方、通院の帰り道に庭園美術館を訪れた。庭園美術館には通訳案内士資格を持っていると無料で入館できる。こうした施設は全国にたくさんあって、私はよくその恩恵にあずかっている。 通訳案内士は国家資格であるものの、2018年1月の法改正で資格な…

伊勢志摩の海と自然

朝は目の前で太陽が昇り、夜は月が昇る。早朝や夜の時間帯は雑音が少ない。「ザザーン、ザザーン」という静かな波の音だけが耳に心地よく響く。 昼になるとシュノーケルを持って海に出た。猛暑の中で気温は高いが、海水温は意外と低い。海に入ると体温が一気…

南京街歩きの記録(長江渡船と名所旧跡)

もう随分前の話になるが、学生時代に奨学金をもらって南京に短期滞在し、中国語を勉強させてもらう機会があった。平日は朝から集中して勉強し、週末には息抜きに自由行動で色々な場所に出かけた。 南京は武漢、重慶、長沙と並んで中国四代火炉*1に数えられて…

桂林のタワーカルストを巡る旅(興坪郊外のサイクリングと老寨山登山)

高校地理の授業でカルスト地形の勉強をしたことを覚えている人はどれくらいいるだろうか。カルスト地形には「ドリーネ」や「ウバーレ」などがあって、風化してできた土壌は「テラロッサ」で...という内容なのだが、とにかく用語が覚えにくい。そもそも「ドリ…

西湖龍井を求めて杭州へ

杭州の郊外を自転車で回った5年前の夏の記録。数々の漢詩の舞台となった西湖の風景を巡り、中国を代表する緑茶「西湖龍井」の産地を訪れた。 西湖の風景 龍井へ 西湖の風景 ユースホステルで自転車を借り、西湖を一周する。西湖の湖畔には石橋や楼閣、東屋や…

台湾の地名について(原住民族と関わりのあるもの)

台湾の山名と原住民 台湾原住民族の部落名 原住民と漢民族の関係を示す地名 地名の「回復」について 伝統領域と伝統地名 最後に 台湾の山名と原住民 台湾の地名と原住民の関わりを意識するようになったのは、2016年に聖稜線の山々を歩いた時だと思う。聖稜線…

台湾マンゴーの季節

台湾への果物旅行について 台湾は「果物王国」と言われるほど果物が豊富だ。バナナ、パイナップル、パパイヤ、グァバ、蓮霧、釈迦頭、文旦(柚子)などの熱帯果実はもちろんのこと、高い山脈が連なるため山地の冷涼な気候を活かしたリンゴ、梨、桃、柿などの…

台湾の地名(日本人と関わりのあるもの)

台湾を旅行したことがある人であれば、日本風の地名と出会って不思議な気持ちになったことがある人もいるのではないだろうか。あるいはもしかしたら、あまりにも自然に現地に根付いているので、あくまで台湾にある数多くの地名の一つとして特に注意せず通り…

紫陽花の季節(長尾山妙楽寺)

梅雨の晴れ間に長尾山妙楽寺まで紫陽花を見に行った。満開を迎えた色とりどりの花を楽しむことができた。

台湾の地名について(西洋と関わりのあるもの)

17世紀、現在の台南・安平の地にオランダ人が台湾経営の拠点として築いたゼーランディア城(Kasteel Zeelandia)を描いた水彩画。タイオワン(TAIOAN)はシラヤ族によるこの一帯の呼称に倣って表記したもので、当時表記方はTAIOVAN、TAYANなど様々あったらし…

台湾の地名の面白さを語ってみる

地名の由来を調べるのは面白い。 地名には民衆が生活を営む中で自然に形成されたものや、時の国家によって政治的にトップダウンで決められたものなど様々な異なる由来があるし、同じ土地を指す地名が時代によって変遷したり、異なる民族によって異なった形で…

2回目の韓国ソウル散策日記2019

安東駅前で食べた塩サバ定食 2019年3月の韓国旅行の続き。安東から中央線のムグンファ号に乗って雪降る峠を越え、3時間半でソウルの清涼里に着いた。 清涼里駅を出たところは開けた高台になっていて、目の前には巨大都市・ソウルのビルがキラキラと夕陽を反…

韓国語を独学するための学習方法について

去年、旅行で韓国に行く機会が何度かあった。日本と似ているけれどもどこか違う韓国は旅行先としてとても面白く、これからも何度か足を運ぶことになるのではないかと思う。そして旅行を楽しむためにはやはり基本的なハングルが理解でき、簡単な会話ができた…

台南と祖母の思い出

2017年12月、母・叔父と共に、祖母を連れて台南高級女子中学の100周年記念式典に参加した。台南高級女子中学の前身は日本統治時代の旧台南第一高等女学校(台南一高女)だ。その卒業生である祖母は、当時見つかっている中で最高齢の日本人卒業生で、学校の招…

一個人生,一個時代

1942年正月初一 家族寫真 2017年12月,我們家人帶阿嬤參加台南女中百年校慶活動。 阿嬤1942年畢業於台南女中前身的台南第一高等女学校(一高女),隨後赴東京求學,從此再也沒有回到母校, 而她還是一直念念不忘一高女的青春歲月。但年老的她行動不便,始終沒…

宇都宮駅の思い出

2013年6月、ワンダーフォーゲル部で奥鬼怒の山々を歩いた。本来は日曜に下山するはずだったが、事情あって土曜の夕方には下山することになり、とはいえレンタカーは日曜夜まで使えるので、浮いた時間でみんなで宇都宮、川越などを観光することにした。土曜日…

夕暮れの奈良世界遺産地区を歩く

奈良は一年中国内外からたくさんの旅行客を集める日本を代表する観光地だ。近年はインバウンド客の急増もあって昼は喧騒に満ちているが、日帰り観光客が去った夕方から夜にかけては昼の喧騒が嘘のような静けさを取り戻し、周りの景色や古跡、鹿の姿を愛でな…

台湾山岳地帯ブヌン族の村と野渓温泉の旅(利稲部落、栗松温泉)

台湾の山岳地帯には原住民*1が暮らしている。原住民の人口は、台湾政府によって認定されている16族を全て合わせても全体人口の約2%と少数派である。しかし原住民は中国大陸沿海部からたくさんの華人が移住してくるようになる17世紀以前から台湾に居住してお…

日本人の「見て見ぬふり」と「人手不足」は今回の防疫における最大の弱点だ(日本人的鴕鳥心態與人力不足是防疫工作最大的漏洞)

最近幾天,日本的疫情日益嚴重,每天都出現多例途徑不明的境內感染者,引起外界的密切關注與擔心。然而,疫情漩渦中的日本社會,面臨如此巨大的危機,行動卻又慢又消極,讓很多外國人百思不解。我個人覺得現狀十分危險,據我觀察,日本有很多文化與地理相關…

日本で過ごす春節(我が家の年夜飯)

今年、我が家では年初の選挙期間の台湾滞在を優先した結果、春節の台湾帰省が叶わなかった。「生まれてこの方台湾以外で春節を過ごしたことがない」という妻にとって、やはり初めて家族と離れて過ごす春節は寂しかったらしい。 何せ春節の時期は本来家族が一…

我與2020台灣大選的故事

1月3號到12號,我陪著老婆回家投票。說實話,我在日本從來沒有投票過,可謂是政治冷感的年輕人。總是覺得自己的一票也改變不了什麼,與其在假日花時間去投票所,不如出去玩或在家做自己喜歡的事情。因此這次到了台灣,遇到這麼多政治熱衷的民衆,我覺得十分…